究極の焼き飯とトリスープ

究極の焼き飯とトリスープ

それはある日、遅めの朝食を摂ろうと宿を出て、大通りに着いた時のことだった。 宿から2回左折をすると1分かからず大通りに出る。その角に、いつも繁盛している店があった。 ぼくはこの旅に出て、数々のお店に行き、それにより "ある理論" を構築しようとしていた。そして、それを証明する為にこの店に入る事にした。 "入る事に" と言っても、この店はフルオープンテラスの様な、店の前の広い歩道に テーブルと椅子が大量にある作りで、雨除けのシェードが 調理場の建物に長めについているだけなので "入る" とはまた違うのだろうが。。まぁ、話を戻すとその理論とは 「角にある繁盛店は美味しい!!」 というものである。…