【米国】アメリカでは労働者の記録的辞職の中で企業のロボット導入による自動化が進む
現在アメリカでは、”大辞職”と呼ばれる解雇ではない労働者の自発的な仕事離れが進んでいる。これは、コロナ禍の中で一気に落ち込んだ労働・生産需要を取り戻すために企業が積極的な求人を行っていることに起因するもので、労働者が現在の仕事を辞めて、よりよい労働条件の企業(あるいは自営業)に再就職を求めているということであり、実際、”大辞職”にも関わらず失業率の低下、さらには労働者の賃金水準の大幅な向上という好循環が生まれている。